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今回はじめての海外透析でした。
ケアンズは税関が厳しいと言うウワサを聞いていたので、エスポーを持って
税関を通る時には英語が話せない私達はドキドキしていました(^^ヾ
「なんて説明しよう…」「単語は…」と、もう頭の中いっぱいいっぱい…(苦笑)
…が、「これ何!?」と聞かれて「dialysis…」と途中まで単語を言っただけで
「oh! OK!」 と、あっさり。な〜んだ、すっっごい緊張しちゃったのに何か拍子
抜け(笑)

病院までは飛行機で約1時間。空港から病院までは20分あれば着くかなって感じ。
病院はとてもとてもきれいで、まだ新しそうな感じでした。
透析室に入ると「日本からのGESTね〜話は聞いてるわ。」な〜んていって
とても明るく出迎えてくれました。
しかし、時間や約束は…OZでした(^^;)
今日、透析をしてからケアンズまで帰らなくちゃいけない。飛行機は18時だ
よって言ってあったのにもかかわらず、「13時半にならないとベッドがあか
ない」といわれ、
「う〜ん。。。飛行機があるからどうにかならないか…」といったら、12時
から透析してもらえることに。(なんだ。できるんじゃん(^^;))

いよいよ透析開始。名前を呼ばれて、透析室へ…
初めての海外透析で言葉も通じず、最初は緊張。。。
血圧計ったら高くって「緊張してるの!?(笑)大丈夫よ〜リラックスして。」
なんて言われてしまい…(^^;)

服装は本当にみんな普段着のままで、パジャマのような格好(ジャージ?)に
着替えているのは自分くらいでした。

「ちょっと浮いてるかな〜」と思ったり…

穿指するときに向こうでは麻酔の注射をすると聞いていたのですが、なるべく
普段と同じほうが よかったので、「ペンレス」を張っていきました。向こうの
ナースも「これが麻酔のシールになっているのね?」と確認してくれました。

穿指のときはやはりちょっと緊張。

いつもだと屈血をしてすぐに針を刺していくけど屈血にも時間がかかり、針を
刺すときもいろんなところを探りながら刺していったので時間がかかりました。
でも、針が普段日本で使っている針よりも細いものだったのでいくらか気分は楽。
向こうは「技士」の人が見当たらず、透析専門の看護士がすべて、穿指から機械
の調整までやっていたのでなんとなく不思議な気分だったけど、看護士さんが
透析中のすべてのことを見てくれるので安心でした。

透析中はナースの皆さんも気を使ってくださって「何か食べる?」「なにか飲む?」
「サンドイッチがあるからもって帰りなさいよ〜冷蔵庫にいれといてあげるから♪」
とか「日本は今、夏?」「どこからきたの?」と、 英語がへたっぴな私達なのに話
しかけてきてくれました。すごく嬉しくて、こっちも一生懸命片言で返すのだけど
いまいち通じなかったり…でも一生懸命聞いてくれました。

みんなやさしい!!

ただ、透析中、不快だったのは病院の中がめちゃくちゃ寒いっ!!
クーラー直撃でした。海外はクーラー効きすぎってのは聞いていたけどあそこまで
とは!(^^;;) 厚着していったほうがいいかも知れません。




少し感じたのは透析終了時の止血の際、処置の仕方が日本とはだいぶ違って
大ざっぱだった点です。
滅菌されていない通常のガーゼを使用、止血用のバンソウコウは無し、消毒もなし。
という環境でした。
でもあとから聞くとむこうでは、注射や手術のあとにも(!!)消毒液を使わないん
だそうです。

「皮膚にいる良い菌まで殺しちゃうから。」だそうです。
だから手術のあとにも滅菌された水で洗い流すだけなんですって。
これにはびっくり!!でした。
聞いてみると、「日本が神経質すぎるんだ・・・」だって(笑)
もし、この辺がどうしても気になるようなら、自分でバンソウコウや消毒液を持って
いけばいいですね。

なんだかんだ言っても無事に2回、透析をおこなって帰ってきましたので問題は
ありませんでした。

それに一番嬉しかったのは病院の雰囲気が凄く明るくて、開放的な感じがしたこと
です。 透析室にもみんな家族が出入りしているし、看護士の皆さんもニコニコ
しながら入ってくるし、 みんな明るくておおらかでフレンドリーで日本の病院の
閉鎖的な感じがありませんでした。 看護士さんもみんな余裕を持って仕事に取組
んでいました。飲み物片手に、座りながら(笑)

自分の勤務時間が終わったら私服で現場に戻ってきて 笑顔で「わたしはもう帰る
けど、またね〜 BYE」なんて言って 入り口から挨拶してくれたり。

初めての海外での透析だったので緊張はしましたが本当に病院の雰囲気が明るく、
病院の雰囲気に緊張感がなかったので思っていたよりもすごく楽な気持ちで透析を
受けられました。

皆さんの手配のおかげで無事に旅行にも行くことができ、感謝しています。
感想のお手紙、遅くなってしまい申し訳ありませんでした。
上記のレポートで簡単ではありますが、今後、初めて海外へ透析に行かれる方の、
少しでも情報として役にたてばと思います。
また心境等、聞いて加えたいこと等がありましたらいつでもご連絡ください。

私も今後、また海外へ行く機会を見つけて旅行へ行きたいと思っています。
そのときには安さん、高山さんをはじめ、御社の皆様にお世話になり
お手数おかけすることになるかと思いますが、今後ともよろしくお願いします。


                            5/15 市川 浩一

 



日本地区
  チーフサポーター
  高山 淳(タカヤマ・ジュン)
出身地
  名古屋市西区
海外渡航履歴
  20年間で170回以上
(年10回ペースの ベテラン)
自己紹介
  学校卒業後、ボナンザトラベルでの修行を経て実家の(有)新日本旅行へ、もともと隔世遺伝で腎臓は良くなかったのだが、怪しい漢方薬でだましながら生活を続ける。

が、2年前にクレアチニンが18に達してついにダウン!医者に『良く生きてるね。』ってイヤミをいわれて、初めて強制的に透析治療を受けることになった。

この時、病院通いからくる不都合や添乗が出来なくなる可能性が大きいなど旅行会社としては致命的なことから、旅行業の廃業も考えたが、昨年友人からの『オマエががやらなきゃ誰がやる!』の一言で覚醒。

その後、少しでも多くの透析患者が安心して海外旅行を楽しんでいただけるよう「命を張って現地の病院で透析を受け」それらの経験をもとに透析患者の海外旅行支援会を発足。現地に至る。
   
 
日本地区
  アシスタントサポーター
  安田 亘(ヤスダワタル)
こと 通称:安・あん
出身地
  名古屋市港区
自己紹介
  高山との出会いから彼の心意気に打たれて『支援会』を共に発足させることになった。分からないことも多いけど精一杯サポートしたいとおもいます。ちなみに、高山が添乗に出ていることも多いことから、電話での受付対応などは私がはじめに対応させていただいています。不明点などはお気軽にご連絡ください。




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