サイパンの透析専門の提携病院から病院の現状の報告がありました。
予想以上にすばらしい出来上がりようです。
病院の外観です。透析施設専門の施設になります。
将来的には、ロングステイ可能な宿泊施設などもできればと考えています。
もっとも、現在でも、現地のコーディネーターの紹介でロングステイ可能なホテルを紹介することは可能です。
こちらが、お世話をすることになる看護師の方々。
現地人(サモアイ人)とフィリピン人が多いかな。これは、ハワイ同様です。
ちなみに、アメリカでは、米国本土・ハワイなどフィリピン人ナースは欠かせない存在です。
多くの病院で彼女たちが普通に働いています。
日本でフィリピン人というとどうしてもフィリピーナ=水商売という印象があるのですが、この印象は、はっきり言って、間違っています。医療に従事するフィリピン人ナースは、レベルも高くすべて4年生大学を卒業しています。
また、フィリピンはリトルアメリカといわれるくらい初等教育から学校で英語を公用語としている関係上、アメリカでの言語的問題がないことと、根っからのラテン気質?で明るく前向きなで献身的なナースは、多くの国で活躍している理由のひとつです。
サイパンなのに・・・・・。フィリピンの売り込みしてるみたいで・・・。
うーん、脱線しました。
高山と写真を身ながら気がついたのですが、Gambro(ガンブロ)社の液晶パネルの最新の透析機です。高山が通院している病院も最近この機械に変えたといってましたから間違いないでしょう。
しかも全て新品です。w(^o^)w
オフィス内は、こんな感じですかね。
完全な個室というわけでないようですが、
個室対応も可能なようですね
入り口をカーテンで仕切るそうです。
ここを利用する場合、看護師が専属で1名つくことになるそうです。
浄水装置です。院内で浄水します。
しかも、ここが重要ですが、院内の写真をもう一度みてください。
浄水した水は、韓国・中国・東南アジア方面は、ポリタンクに詰め替えて利用するケースが
多いのですが、ここは、施設設計の段階から、直接透析機へ引き込みするように設計されています。日本で治療を受ける環境に限りなく近く設計されていますね。
これだけ見ても安心できると思います。
サービスショット。関係者の方々です。
下記に、参考までに、現地のコーディネーター(日本人サポーター)より報告を受けた病院の詳細を明記します。
ここは、これからの病院のため、未定の部分が多いですが、大いに期待できる旅行先になりそうです。私や高山が視察に行く前からここまでの状況が確認できるのは本当にありがたいことです。
現地サポーターさんに感謝!合掌!
◆透析病院確認事項 |
病院名 |
SAIPAN HEALTH CLINIC |
ナース |
日本人看護師 「いない」 |
対応言語 |
英語 + 現地語のみ |
日本人患者受入経験 |
なし 2006 4/29〜 日本人第一号が治療予定。 |
受付可能日 |
月・水・金曜日の午前6時30分 START
※サイパンは、朝が早く、政府の勤務時間は7時半から午後4時半です。 |
予約申込期間 |
(推奨) 1ヶ月以上前 |
ベッド数 |
15台 ※隔離室あり |
ベッドタイプ |
イス式 |
透析機械メーカー |
Gambro(ガンブロ)社製 |
ダイアライザーメーカー |
Baxter Health Coporation (バクスター社)
CA-HP High Performance Cellulose Diacetate Hollow Fiber Dialyzer
CA-HP150 , CA-HP170 を利用 |
針・サイズ |
15G 16G |
パジャマ |
私服 クリニック提供なし。
半袖シャツの着用 |
ロッカールーム |
なし。 着替えるならお手洗いで・・・。 |
体重測定法 |
測定値に誤差が出ないように患者さんが通常行っている方法でとの案内を受けていますが、パジャマに着替えるわけではないので、靴は脱いで、洋服のままで測定することになると予想しています。洋服・靴着用のまま測定 |
透析時間 |
3〜4時間
ラブテストの結果をみて医師が時間を決定し、この時間を次回のラブテス
トまで採用。最低3時間、最高4時間。特別な例外も認めることもある。 |
エポジン |
持込不要 |
ヘパリン |
クリニックに備えあり |
水の導入 |
院内集中管理。ポリタンクを利用せず、浄水装置から直接引き込み式 |
氷 |
病院内にはありません。 自由持込可
氷は一般の店で販売しています。(1〜2ドル位)
但し、飲用するより解けてしまう量のほうが多くなりそう・・・・。 |
食事 |
将来的には、専門の栄養士の指導のもと外注する予定。
地元の患者さんたちは、食事の持ち歩きについては大活発でクリニックではそのために一部屋用意しています。付き添いの人たちも含めてにぎやかな情景が想像されます。彼らの果敢な食欲が、当地の異常なる透析患者数の原因かも知れません。地元の日本人レストランも、ダイビングツアーその他に対応しての弁当の作成販売が盛んですが、減塩とか特別な依 頼には慣れていません。 |
テレビ |
各ステーションにケーブルテレビ1台/イヤホン使用
日本語(NHK)放送は、ありません。
DVDプレーヤー利用可能
インターネット接続可能 |
書類作成費 |
未定 |
特記事項 |
@時計がないので時計は持っていくこと |
AテレビはNHKは映りません。 |
B通訳案内は、一般ガイドレベルでも付けたほうがいい。 |
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日本地区 |
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チーフサポーター |
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高山 淳(タカヤマ・ジュン) |
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出身地 |
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名古屋市西区 |
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海外渡航履歴 |
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20年間で170回以上
(年10回ペースの ベテラン) |
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自己紹介 |
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学校卒業後、ボナンザトラベルでの修行を経て実家の(有)新日本旅行へ、もともと隔世遺伝で腎臓は良くなかったのだが、怪しい漢方薬でだましながら生活を続ける。
が、2年前にクレアチニンが18に達してついにダウン!医者に『良く生きてるね。』ってイヤミをいわれて、初めて強制的に透析治療を受けることになった。
この時、病院通いからくる不都合や添乗が出来なくなる可能性が大きいなど旅行会社としては致命的なことから、旅行業の廃業も考えたが、昨年友人からの『オマエががやらなきゃ誰がやる!』の一言で覚醒。
その後、少しでも多くの透析患者が安心して海外旅行を楽しんでいただけるよう「命を張って現地の病院で透析を受け」それらの経験をもとに透析患者の海外旅行支援会を発足。現地に至る。 |
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日本地区 |
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アシスタントサポーター |
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安田 亘(ヤスダワタル)
こと 通称:安・あん |
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出身地 |
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名古屋市港区 |
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自己紹介 |
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高山との出会いから彼の心意気に打たれて『支援会』を共に発足させることになった。分からないことも多いけど精一杯サポートしたいとおもいます。ちなみに、高山が添乗に出ていることも多いことから、電話での受付対応などは私がはじめに対応させていただいています。不明点などはお気軽にご連絡ください。 |
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